資料

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むかし、自分のお客さんから、「君と同業他社が売り込みに来たよ」みたいなことを言われた。

その真意が何かはいまでもよく分からない。

なにか俺の仕事に対し不満があったのか、単なる話のネタだったのか。

 

ただ、「こんな分厚い資料を持ってきてさあ」と嬉しそうに言われたのが、心中、引っかかった。

俺は正直、資料は要点がしっかりと纏まっている簡潔なものが良いと思っていたからだ。

増やすことと、減らすこと、どちらが頭を使うかと言われたら、後者だと。 

「社内の意識はまだまだ甘い。昔は1枚の紙に(用件を)起承転結で内容をきちんとまとめたものだが、今は何でもパワーポイント。枚数も多いし、総天然色でカラーコピーも多用して無駄だ」と苦言を呈したのである。

トヨタグループが「パワーポイント」自粛令!? ダイヤモンド・オンライン 2008.5.21

こんな記事を読んで、その思いをことさら強くした。

 

まあ人には色んな価値観があるし、俺は自分の仕事の結果は出していたつもりだし、それが気に入らなければ、本当に素直に心から、どうぞ契約切って頂いて結構です・・・というほどの費用対効果は上げていたので、「あ~そうですか~、自分も100ページくらいの出しましょうか、でも、全部読んで頂けます?」等と生意気なことをのたまったのだった。

 

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