資本主義の世の中だから、金融屋が幅をきかせるのはある程度仕方のないことだが、それにしても、
調子に乗りすぎてはいやしないか。
資本主義という経済のシステムで、なかば必然的にそういう幅のきくポジションにいるにすぎないのに、俺たちがすべての産業を育てている、世を動かしている、不幸を減らし幸福をもたらしている、そういう奢りが感じられるところに俺は反感を抱く。あまつさえ、その立場を利用して詐欺的な行為まで働くのだから、手に負えない。
彼らの仕事は資本主義的にはかなり特権的な立場にいて行うことではあるが、それを「勘違い」しないでいてもらいたい。その立場というのは、必然的に、とかやむを得ず、という注釈のつくものなのだ。
もしそんな勘違いをする連中に対して超法規的な立場や社会的な制裁があったとしても、それで世の中の仕組みがおかしくなったりはしない。陰のパトロンは大衆なのだから。もっといえば、資本主義の大動脈なんていうのはただの幻想で、資本を動かす連中がほとんど絶滅したって、世の中は特に変わりはないのかもしれない。
まあそんな非現実的な主張はどうでもいいとして、そういう怒りをストレートにぶつけるとしたら、まあ
立法か司法の出番だが、AIGバスツアーみたいに皮肉を効かせたことをやるってのは、また別の手段としてガス抜きではあるよな。たしかにその手のことってアメリカ人は上手だよ。
なんだか日本人がやるとちょっと陰湿になりがちだものな。
