まちがいなくITは産業革命につづく革命だが、その上に咲いたネットワーク通信も、出藍的革命だ。
2007年1月にアップルはiphoneで通信の新しい領域を切り開き、コミュニケーションと情報の進化を促した。それ以前にも持ち運び可能な通信端末はあったのだが、異様に洗練されたシステム(製品としても、ビジネスモデルとしても)で一気に世界中の人々を魅了することに成功した。
それはまさに革命の第一歩のように思える。
そして、別の革命戦士であるGoogleも、2007年11月、Linuxベースであるモバイル用OS、Androidを発表した。こちらはソニーエリクソンが製品化する。
はっきりいって、その製品にiphoneのような、劇的な存在感はもはやないけれど、どちらの端末であっても、人間が活動している時間中にずっと情報への扉を開くものという点で、人々を新しい領域にいざなう代物だから、どんどんと普及していってほしい。
すごく普及したら、きっといろいろなことが変わるだろう。でも、便利なことだけでなく、そうなったらなったで、そんな端末をぶっ壊して野生に帰るという衝動もまた産まれたりして、人間のアンビバレントな側面が鮮明に自覚されるような事態にもなったりして、きっと面白いだろうと思う。
