今日のひとこと: 2008年6月アーカイブ

カラオケ

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俺が高校生の頃にちょうどカラオケボックスが流行りはじめ、それ以来、まあ普通に行ってはいたが、物珍しかった最初のころを除けば、基本的にはあまり興味がなかった。

歌手じゃねー奴の歌を聞いてもつまらんし、俺も歌手じゃねーし。

 

ただ、たまーに、大声を出してストレスを発散するという目的のために行くことはあった。そんな目的だから、一緒に行くとしたら、それこそケツの穴を見せても恥ずかしくないくらいの人間と行かねばならない。だが、そんな奴はそうそう居ない。親しい奴は数おおくいても、基本的には「親しき仲にも礼儀あり」だ。

 

それでも、こないだちょっと行ってみたら、今時のカラオケはガイドボーカルとかいって、歌ってる歌手本人の声を流しながら歌える機能が付いていた。

そこで、戯れに、サビ以外はよく分からない歌のときにこれを試してみたら・・・予想外にめちゃめちゃ楽しかったのだった。

歌が上手くなったような錯覚におちいるし、その歌手とデュエットしているような気にもなる。

 

なんだこれは。こんな楽しいものが世の中にあったか、と。思わず興奮して唸った。侮れぬ、じつに侮れぬ。

 

ただ、それでも基本的には自分の気持ちよさを求めて行くのみであることは変わりない。したがって、今の俺に必要なのは、気の置けぬ、本当に気の置けぬっていうか、その人の前で全裸になって粗末なちんちんを見せられるぐらいな人ということになるのである。

そしてそういう人とともに過ごすカラオケアワーこそが、じつにエモーションエックスであり、自己の再生ということになるであろうと思ったのだった。

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