やさしい一言
02/02/26
普段の小生であれば、そんなこと知ったことかウラァと罵声を喰らわしたうえに往復ビンタのうえ鼻に割り箸を突っ込むビーバップは必至ですが、現在、仕事の上で色々と思い悩むことがあり、決して楽しいとはいえない状況でありまして、そんな時、心優しい方の「ミシン買いました!」という感想の一言に癒される小生です。
ギャラリー WOA
02/02/25
書くことはたくさんあるのですが、それがこのWEBの雰囲気と適合するかどうかといわれれば答えは否であるとの判断の元に、しばらくは小生ギャラリーでも開催してみようかと思いますが、幼少の頃図画の時間に蛸の絵を描いたところ、それに目を留めた教師から、その教師の個展に絵を展示してみないか、ついてはもう二枚絵を書いてみろといわれ、一枚は印象派のようなタッチにて緑あふれる絵を描きまた好評を得たものの、三枚目がどうしてもかけず、小さな心は苦しみぬいたすえ、思い余り、児童の素朴な出来心にて同級生の絵からデザインを盗用した経歴のある小生ですが、如何でしょうか。
バイオリン
02/02/22
先日千住真理子のバイオリンを聴きに出かけました。バイオリンだけのコンサートは初めてでございましたし、バイオリンやクラシックに対して何かものが言えるほど詳しくはございませんが、おいしい食事をただ素直に味わうような心持ちで出かけ、そして満足いたしました。
目を閉じて、周りの観客を消し、奏者のすぐ隣にリラックスして座ります。自分のためだけに流れるバイオリンの音にものすごく贅沢をした気分になったのでございます。
ホールの音響効果のせいか、あるいは演奏者の技術なのか、CDなどで聴くよりも、柔らかく優しい音がいたしました。またバイオリンという弦楽器は音を長く持続させることが出来る、またあごの下に楽器を位置させる、という意味でピアノなどよりも、人の歌声に近いような気がしたのでございます。
挑戦
02/02/18
男子フィギュアスケートを見て諸賢らはいかが思われましたでしょうか。小生はあの若い選手のコメントを聞いたときに、何ともやりきれない気持ちになりました。
そもそも、前日せっかく2位に入ったのに、その時点でコーチが「明日は綺麗にまとめて印象を良くすることでメダルを狙います」と言い放ったとき、怒りに似た気持ちが沸いてきました。この時点で所詮とれて銅メダルなのです。
そして、そのような、演技をまとめようという消極的な態度がジャンプの着地ミスにつながったのではないでしょうか。ミスを覚悟で挑戦することと、ミスを決して犯してはならないという重圧。どちらがより楽な気持ちで望めるか。スポーツにおいて精神状況がいかに結果に反映するのかはすでに科学的に深い関係が発見されておりますが、それを用いるまでも無くこの答えは明らかです。
若い選手であればこそ、All or Nothing、挑戦の気持ちを持って小さくまとまらずに演技することが金につながるのではないでしょうか。金を取ったロシアの選手の、あの素晴らしいコンビネーションジャンプを見て、まとめることを狙った若い選手が果たして何も思わなかったのでしょうか。同じくらい辛い練習をしてきたのであれば、きっと俺にも出来るんだという気持ちのほうが強かったのではないでしょうか。
あの演技終了後の表情は、重圧からの開放と、まとめることを考えたために余計にのしかかったはずの失敗による悲しみの二重の様子に映ります。ましてや4位のときは、嬉しさ以上にメダルに対する気持ち、ひとつ世界の頂きに近づくことにたいする悔いがありありと浮かんでいたように小生には思えるのです。
官能的な曲線
02/02/18
スピードスケートの清水広保を見たときに鳥肌が立つような感動と戦慄を覚えた。あの逞しい肉体、左右の腕は完璧なバランスを保つ、腰から背中にかけて隆起する筋肉が波打ちながら、脚は氷をたたきつけ、すさまじいスピードを産み出す。鍛えられた人間の能力が最大に発揮される姿はこんなにも美しいのかと感動した。
製造工程にミクロの精度を要求する工業部品は、それ自体は飽くまで実用的であることに存在意義がありながら、われわれの目にじつに官能的な曲線を描く。走る清水はそれに似ていながら、複雑に躍動する分だけそれ以上の美を感じた。
0.19秒差は100m陸上では1秒以上の差と等しいのだという。とうぜん、清水に残された選択肢は徹底的に積極的に滑るというものしかなかったであろう。この選択は素晴らしい結果を生み出した、しかし当人は、わずか0.03秒まで詰めたにもかかわらず、2位ということで非常に厳しい目をしていた。
こういうとき、人間の目はいつのときよりも本心を物語るように思える。
言い訳を拒む厳しい目つきに俺は心からしびれた。俺はこういう人間を尊敬する。
新国家
02/02/16
ロト6に挑戦いたしますので、これに関する有力な情報を募集いたします。4億円に当選した暁には南国に島を買い、国を作ります。国を担保にお金を借りて一生を送ります。国歌はジョンレノン、国旗はバスキアにする予定ですが4億で足りますかね
大リンカーン兄
02/02/15
正直な話、今宵、小生は暗澹たる気持ちになりました。それはネタ切れを体よくごまかすために一言欄を設けたのですが、送信者が想像をはるかに越えた愉快な一言を送りつけてくるため、一言のくせして俺より面白れえじゃねーかと自己不信に陥ってるためです。小生の小生による小生を苦しめるための一言欄。大リンカーン兄の言葉が思い返されます。
映画 「ミリオンダラーホテル」
02/02/13
ヴィム・ヴェンダース監督の映画、「ミリオンダラーホテル」を見た。穿ったりかんぐったり、分析したりすることを無く、見た。
ずっと退屈な映画では会ったけれど、最後の緊迫感は迫ってくるものがあった。ただ人を愛するということを知ったトムトムの、そしてそれを教えることが出来たただ一人の人間イジーとの、切ない話だと思った。
時限式の宝石
02/02/12
俺は映画「オープンユアアイズ」、ペネロペクリスの裸身を見て、これはまるで宝石だなと感心した。しかしその宝石は時限式なのだ。衰えることが義務付けられているその肉体の輝きはあと10年しか持たないのだ。だからこそ尊いのかもしれないが、むしろ残酷であると感じる気持ちのほうが強かった。
タイ旅行3
02/02/08
ムエタイを見たあとで疲れていたので闘技場を出たあと、近くの屋台で済まそうかとも思ったが、どうしてもソフトクラブの卵包みが食べたくなり、タクシーでインド大使館近くのレストランへと向かった。
そのレストランは、タイに住む欧米人ビジネスマンがしばし家族などで来るような所であるらしく彼らの姿が目立った。店内に入ると、こちらもあちらも慣れた感じで挨拶を交わし席へと案内して貰った。さっそく盟友SINGHAビールを頼み、料理を注文した。
南京豆、甘味噌、干しエビなど7つのトッピングを、葉で包んで食べる前菜に始まり、タンドリーチキンのような鶏の竹の葉包み焼き、ソフトクラブの卵包み、焼き魚の甘辛いため、エビのすり身揚げ、デザートにはドラゴンフルーツのココナッツミルクがけ、そしてコーヒー。
前菜は味噌の甘みと、葉の香りや苦さが絶妙であり、ナッツ類などの軽快な歯ざわりがまこと軽やかなハーモニーを奏でていた。チキンは、しっとりとソースが染みていて、実に美味い。そして、ソフトクラブであるが、これは今思い返すだにヨダレが止まらないといった具合である。ふわふわとした卵に、しねくねとした甲羅の食感、甘い身。味はやや濃いめで、タイ米によく合う。焼き魚はタイらしくとてもスパイシー。しゃくしゃくとした食感が大変すばらしい。エビのすり身はとても上品な味であった。ドラゴンフルーツの味は形容しがたいが前代未聞の食感ではあった。
などという具合に、食事は悉くたいそうな美味で、また摺れた接客などはまったく見受けられず、大変な満足を味わった。また、私は料理店に入ると、必ずと言っていいほどトイレに行く悪癖を持っているのだが、ここのトイレはずば抜けて素晴らしかった。
口福感に満たされたまま店を出る。帰りのタクシーで、今日飲んだ旧友の数を数えたり、タイの料理はなぜあんなに大盛りで出てくるのか、話したりしていた。ホテルに戻り、シャワーを浴びてベッドに転がった。ウトウトとしながら日記を書き、眠りについた。
なお、タイの料理だが、あの分量を全て平らげるものではないらしい。真偽はともかく、ほどほどに残すのが礼儀であるらしい事を帰国後知ったのである。
タイ旅行2
02/02/07
深夜に、バンコク空港に到着する。そこからバスで30分の距離を、2時間かかってホテルに到着する。こんなにも時間がかかったのは、やはりツアーの所為である。バスは一軒目のホテルで10人ほどを降ろしたのだが、彼らのチェックインのために約1時間ほど停車していたのだ。
こういう状況であったから、小生は停車中のバスをとっとと降りだし、高架下の屋台へと飛び込んだのである。鳥の串焼きとビールを頼み、その場で食べた。とびきり辛いタレにつけて食べる。軽めのビールが良く合う。店のおばさんが、おそらく何処から来たのかと尋ねているようなので、ジャパンだと答えると、その場にいた青年がチャゲ&飛鳥の歌を教えてくれというのでSay Yesを歌う。サビの部分だけを憶えた青年は満足そうである。
屋台は大好きである。
ホテルに到着すると酔いと疲れのためにぐっすりと就寝した。
タイ旅行1
02/02/04
海外旅行に行ったら、出来るだけ長く滞在して、あれもこれも見てやろうと思うのは、思いきり田舎ものの発想であります。あるいはみかんの皮を剥こうとしないおばさん臭い発想とも言えます。小生のような都会生まれ都会育ちの洗練されたCITY BOYはちょっと隣町に行く感覚でタイなんかに行ってしまうわけですが、その旅行とは果たしてどのようなものであるか、二年前のタイ旅行について書いたものをここにまた改めて記しておく次第であります。
★★★★★
ところで今回の目標はズバリ「食」に尽きるのであります。この旅行の前に、ずいぶんと開口健の作品を読んでいたら、どうも喰うということが人間に一番印象を残す行為なのかもしれない、という思いを抱いたからであります。
実際、数年前に行った中国旅行についても、食に関わる思い出はナカナカ鮮明なものがいまだありまして、一ヶ月という滞在時間のなかでも、主立った料理は殆ど覚えているという塩梅なのでございます。
というわけで、よだれをふきふき成田を発つ小生であります。
労賃
02/02/01
ところで最近はもっぱらインターネットバンキングを利用しておりますが、先日ついうっかり相手先の口座番号を間違えたところ、銀行から留守電に8件もの連絡が入っており驚きました。たかだか1020円のためにそこまでして頂いて久しぶりに心から恐縮した小心者の小生でございます。
また振込みや入金があった際にはおそらく法律で定められているのでしょう、かならず郵送にて通知が手元に届きます。このシステムには膨大なコストがかけられているとは思いますが、それでもやはりインターネットバンキングのほうがトータルでは安く済むということは、人間が働くというのはそんなに安いもんじゃねえのだなあとあらためてつくづく思う今日この頃です。
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