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映画、DVDについて猛烈にお得開始。

痴呆

2002/09/30

人間が歳をとると脳細胞が壊れていって、様々な能力が低下していく。とくに記憶能力が低下する、いわゆる痴呆という症状がある。

で、この痴呆の症状について、いままではなんとなく物忘れが激しくなってボヤっとしてきて周囲の人間に迷惑をかけるくらいの印象しかなかったのだが、じつは痴呆によって性格まで変化してしまうということを知り、驚いた。

もののありかを忘れてしまう。するとありかを忘れたということを忘れて、誰かに盗られたと思うようになり、猜疑心が強くなるということである。痴呆で性格が変わるというのは意外であるがそのようなものかと、不思議に納得した。

ところでこの盗られたという思い、発想はどこから生じているのかと考えた。記憶能力が低下しつつも、現在の状況に対する思考能力が失われていないので、盗られたという理屈を考えつくのではないだろうか。

人間の性格というのはどのようにして決定するのかなあと以前から漠然と考えていたが、脳の能力というものがなにかすこしは関係のあるような気がした。

ところで痴呆になりやすい人というのに多いといわれるのが、自分勝手で感情的な人であるらしい。まさに小生のことをあからさまに指摘されているようで、また感情的になってしまう。痴呆スパイラルである。二度同じアダルトビデオを借りるわけである。

脅威である。

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ドイツ

2002/09/26

しかしアメリカは本当に自己欺瞞の国である。冷戦以降、対立項を失って、その巨大な軍事力をもてあましている。そこでもって生じたテロという脅威を、この有り余った強大な軍事力を発散させるための手段として用いている。しかしそれは攻撃対象とその周辺での米国に対する遺恨をまた産むものである。だから根本的な解決ではない。

そんな無反省で自分勝手で自己欺瞞な米国ブッシュ政権にぎりぎりのところで反対表明をしたドイツは良い。ロシアですら自国の石油戦略の為に米国を支持するなかにあって、ドイツここにありという感じである。ドイツには行ったことが無い。もちろんドイツ人に知り合いも居ない。しかしながら、小生はいまドイツに対して猛烈に憧れを抱いている。

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カメラについて (3)

2002/09/24

目を閉じて思い浮かぶような像をカメラで撮影することが出来たら、と思う。網膜より脳と繋がる内側の部分で作られる像、観念のような。

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カメラについて (2)

2002/09/20

さていま小生がよく使用しているのはGR10というコンパクトカメラとMZ-3という一眼レフである。黍を噛む境にあってから今まで、どちらかというとコンパクトカメラを使うことが多い。

コンパクトは持ち運びが楽で良い。写したいと思う気持ちは突発的に生じることが多いが、そのような状況にても対応することが出来る。同時に、そのレンズの写りのよさも大変優秀である。まず特筆すべきはその鮮鋭さである。そして開放近くで撮った時の柔らかなるボケもまた好みである。

このカメラ、写真家の森山大道も使用している。いつかはあのような写真を作ってみたいと、よい目標にもなっている。

ところで小生は以前デジタルカメラに凝っていた。しかしそのうち、写真はプリントしないと気がすまないという自分の気持ちに気がついた。であるから今はもっぱら銀塩カメラとネガフィルムである。最近は500円で現像と同時プリントを行うことが出来る。36枚撮りを10本だしても5000円であるからそれほど懐は痛まない。

だいたい30枚も撮れば一つくらい気に入るものがある。それは大きく伸ばしたい。大きく伸ばした写真は迫力が加味される。こんな素晴らしい作品を本当に俺が取ったのかという嬉しい自己満足の矮小的錯覚に陥る。ちょうど女の子が着物を着て三割ほど打つくしなった自分に酔いしれるかの如くである。

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カメラについて (1)

2002/09/13

カメラは表現という感性と、知識という知性の両方を刺激するから面白い。またカメラで撮影することを続けていると、ふとこの二つが大変に良い相関関係になる時期がある。

その黍を噛む境に小生が立ったときはこんな感じだった。ちょっと良いコンパクトカメラを手にしたのだが、コンパクトカメラはたいてい全てがオート機構ではある。シャッターボタンを押す以外にすることは無いように思える。

しかしたとえば夕暮れの建物を取るとき、夕暮れにフォーカスをあわせると、空の色を重点的に写す。建物はシルエットに近い色になる。建物にフォーカスをあわせると、建物の色を重点的に写すことになり、たいてい空の色は白っぽくなって映る。

これは些細な発見ではあるけれども、確固たる経験である。この経験をもとに、もうすこしだけ空の色を薄く、建物の色を明るくしようなどと思い、それはマニュアル露出機構のあるカメラへの欲求となる。

つまり自分の思い描く表現の幅が拡がり、それによってカメラという道具に対する知識の欲が産まれ、また表現の幅が拡がるという時期である。こういう時は人生において自己満足の醍醐味を味わえる貴重な瞬間ではないか、と思う。

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演技におけるリアリズム

2002/09/11

竹中直人、中山美穂主演の「東京日和」と田中麗奈の「がんばっていきまっしょい」を見る。

前者のほうは全然映画の雰囲気に似つかわしくない音楽と、役者二人のオーバーアクトに不満を覚える。後者のほうは単調ではあるかもしれないが、息を呑むくらいのリアリズムを役者に感じさせられた。

大人は経験や空想で等身大以上を表現することできるが、子供は自分の知っていることしか表現できない。演技におけるリアリズムという点では逆にそれが功をなしているような気がする。

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速読

2002/09/09

年上の知り合いが速読を習い始めた。記号と観念のcorresponding ability強化だと思っていたがだいたいそのようなものであるようだ。心中でつぶやきながら物を読む俺は、喋る速度でしかものを読めないが、その響きに言葉の陰翳を勝手に感じ、それを楽しく思うので、当面は不要なものだと感じる。

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独立記念日

2002/09/04

朝早く、残暑の過酷な光線が道路に注ぐなか、建物の影と影を忍者のようにすばやく移動しながら、観光ビザを取得しに大使館に出かけた。ベトナム大使館はいま新館を建設中であるから、代々木上原に臨時的に開いているのだが、その代々木上原駅で猛烈な腹痛に襲われて、ちいさいゴキブリがちょろちょろし、携帯電話番号の落書きのある蒸したトイレで悶えながら用を足していざ出向いたのであるが、大使館に着いてみると小さな張り紙で「本日はベトナム独立記念日のために業務をお休みさせていただきます」という張り紙を見つける。

伊賀で修行し甲賀で会得した忍者足が無駄足となり、腹立たしくはあるが、この記念日は二度と忘れないであろうから、すでにすこし小生の中でベトナムとの距離が縮まったようで嬉しくもある。

ともかく仕方が無いので、青山一丁目のカンボジア大使館に行く。カンボジア大使館の壁面には大きな仏のレリーフが貼り付けられていた。午後の業務開始まで30分ほどあったので、あたりを散策するが、赤坂という土地には非常に大きくて近代的な建築物が多い。かつまたそれが個人住宅であったりするから、こいつらはよほど悪いことをしているのだろうとひがみ根性丸出しにて思う。

つつがなくビザ取得の手続きを終え、帰る道すがらカナダ大使館にも寄ってみた。これまた大きな大使館であった。そのまま赤坂見附まで歩いた。

もう旅に出ているような気がした一日であった。

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旅は人生の 3

2002/09/01

ベトナムについてはフランス植民地時代からグエン・ヴァン・リンによるドイモイまでの近代史と、地理的に南北に長く、ゆえに多民族国家であるとしか知りません。

小生の生活で日本近代史が糞ほども役になっていないことから、たぶん現地に行ってもそういう知識は要立たずであるとおもい、HCMをインターネットで色々と調べておる今日この頃です。

市場やフランス様式の建築も興味がありますが、なんといってもフランス料理が楽しみでたまらん有様であります。フォアグラのテリーヌよ、俺の来訪を心して待ちやがれ。

ところで、旅行に行くとよく現地での失敗談を耳にしますが、やはり料金を多く取られて悔しいという内容が多いようであります。

小生はよほどに法外でなければ、洒落ですませるやり方であります。タイで一度、タクシーに乗ったらわけのわからん川に連れて行かれ、メーターもなかったので適当に30バーツ払ってから、その川を見て近くの寺院を見て帰りました。

また別のタクシーでは欧米人の夫婦が運転手と大喧嘩しておりましたが、つまりお金を持っている日本人だからふっかけてやろうというより、旅行者という身分につけこんだ行為であります。

しかしそもそも、小生もその気楽で中途半端な身分に対する自覚がありますから、自分が気分を悪くするほどのやり取りをして一体何の得があるのかよく分かりません。しょうがない奴だなあくらいでいいような気がするのであります。

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