勝負
2004/06/30
小生は格闘技を見るのが好きである。
最近はとくにPRIDEを熱心に見ている。
好きでない人から言わせると、筋骨隆々の裸のオッサンたちが汗をたらして組み解れることの何が面白いのか。となるが、小生の場合は次のような理由である。
ひとつめは、鍛え抜かれた身体の造形美が良いと思う。もっと正しく言えば、筋肉をつける以前の厳しい訓練に打ち克ったということに感心する。小生も、ごくまれに、ジムに行ってトレーニングをするが、ハードにやったときの苦しさといったら無い。
顔が土色になって、呼吸不全の上に嘔吐気配の三重苦である。
もうひとつの理由は、勝負というものの厳しさを知ることができる、ということである。
この点は、言葉で説明することがすこし難しい。
ふつうの人が日常生活で、競技性の高いモノに参加して勝負に勝った負けたで涙が出るほど口惜しい気持ちになることは、滅多にない。
かりに勝負の場に立っていたとして、それに負けたから自分の生命や生活が脅かされるということは、まず、無い。
けれど、格闘家にとっては勝負の場において、勝つ。ということが至上命題である。白黒はっきり付けられる場所に立ち続けなければいけない。そこから逃げ出すことが出来ない。
自分が他の人間と比べてはっきりと強いか弱いか判定を下される場所に立つという重圧と、それに耐える勇気、自信---
そして勝負の場では、コツコツと練習を重ねて会得した技術やそれに付随する自信、そういったモノが、勝ったときには無上の美酒になり、また、負けたときは残酷な鉄の針となって自分を刺す。
とくに、格闘家は生命を捧げて勝負の場に立つ。だから、そこで得られるモノも(勝利の美酒であれ、敗北の鉄針であれ) 自分の命にかぎりなく等しい、とびっきりのものだろう。
そういうものと向き合って、闘う姿というのは、普通に見られないものであるから、尊敬の念を持ってしまう。
さてこないだ、ケビン・ランデルマンVSエメリア・ヒョードルの試合を見た。豪快なバックドロップでランデルマンがヒョードルを投げる。ヒョードルは高い軌道で頭からマットに叩きつけられる。
正直、首の骨が折れて延髄が損傷して、死んだな、と思った。本気で死んだと思った。
しかしその技の直後、ヒョードルは生きていて、下からランデルマンを締め上げて勝利した。
あの瞬間のスロー再生は10回以上見た。首と頭が肩に密着して落ちたので、ダメージがかなり軽減されている。ヒョードル曰く、投げられる間に、受け身と次の展開を考えていたという。
重圧を受ける場所に、およそ似つかわしくない、冷静な精神。とても感動した。さすがチャンピオンである。
小生もビリヤードの試合で二連覇をなして、チャンピオンではあるが、試合に勝った負けたでキーキーとエキサイトしておって、えらい違いである。
チャンピオンたるもの、かくあるべし。
そう勉強させてもらった試合である。
For a life time
2004/06/29
楽しい時間、というものが一日の中でどれほどあるのだろうか。
一週間、一ヶ月、一年、十年、一生の中でどれほど?
昔は何が楽しかったろう。
小学生の時は駄菓子を食べて友達と遊ぶこと。
中学生の時はファミコン。
高校生の時は音楽。
大学生の時は旅行。
しばらくして、ビリヤード。出来なかったことが出来るようになる、という喜びに満たされていた。
まるでポラロイド写真のように、そういったモノが消え(かか)ると、意外に焦燥する自分がいることに最近気が付いた。
イメージ
2004/06/28
Levis 525 premium red tabというズボンを買いました。
買ったところは丸井というデパートです。ここはCMがとても面白いです。とてもかっこいいお兄さんとお姉さんが、夢みたいな状況でランランしています。
これを見て、「うわー丸井ってカッコイイ!丸井で買わなきゃ!買えば僕もこうなれるかも!」と思う人は居ないと思います。「失笑」というのはこういう事を言うんだと思います。
友達が丸井にいるのですが、恥ずかしく思っているのかどうか、意地悪かもしれないけれど、聞いてみようと思います。
他には、アコムなどのCMもこれに類するモノですが、つまり、僕は、あり得ないイメージをごり押しする、馬鹿げたCMが好きなのです。その実態とイメージの乖離が激しければ激しいほど良いと思います。
Tシャツ
2004/06/26
Tシャツを作った。来週末に手元に届く予定である。シルクスクリーン印刷でプリント。前後両面に印刷すると、印刷料金が2倍になって予想外に高く付いたが、デザインは妥協出来ない。
コストは高くついたが、とてもカワイイものが出来たと思う。もちろん本体のTシャツメーカーもぬかりなく選定。
専門商社がやっているサイトと、そのほか5店舗くらいに置いて貰えることになったので、多めに作っても良いかと思ったが、やはり、同一地域で大量に売ると、図らずもペアルックというかチームウェアみたいになるという点が購買意欲を激減させると践んで、ごくごく少数ロットに抑えた次第である。
正直に言うと、こんなモノを何枚か売ったところで小遣いにもなりはしないが、そんなことはどうでも宜しくて、まずこいつ
の書いたイラストが少しでも多くの人の目にふれられると言うことが大切なのである。
ところで、「なんちてBLOG」であるが、以前書いていたとおり、記事INDEXを付けた新しいバージョンを公開した。
仮想現実
2004/06/25
俺は「世界丸見え」という番組を(それでもあまり見ないが)除いては殆どバラエティなどは見ないが、なかでもツマンネー野郎のツマンネー恋愛を流す番組なんかは、以前書いたように、吐き気を催すほどに嫌いである。
いったいこういうモノを見る人間の精神構造というモノはどうなっておるのだろうかと長く訝しんできたが、最近分かった。
どうもその登場するツマンネー恋愛に感情移入して、喜んでみたり悲しんでみたり応援してみたりすることで楽しむらしい。
人の趣味に口を挟むことになるので多少気は引けるが、てめえが絶対に傷つかないところで仮想現実的に恋愛を楽しんでいるんじゃねえよ馬鹿が。と思う。
梅雨の証明
2004/06/24
母さん、僕のあの梅雨はどこに行ったのでしょうね?
それにしても---暑い。
直感的教訓2
2004/06/23
>ゲームセンターに通っていることを自分の母親に
>告げ口されそうになったため
昨今の風潮のようにこの事件が現代の子供の問題の象徴であるとは思わない。いつの時代にも子供はそういった事を思う。ただし、つまり以前書いた、コミュニケーションの問題
は存在している。
「優しい隣人」---祖父母であったり、親兄弟であったり、文字通り隣近所の顔見知りだったり---が、とくに都会において、不足しているということは言えるだろう。
小説 『スペードの女王』
2004/06/22
小説 『スペードの女王』を読み終えた。ロシアの詩人、プーシキンの短編が収められた文庫である。
読み終えた後に思い出したのは、以前見た映画、『EYE WIDE SHUT』
である。
つまり、要するに「幻想と現実との微妙な交錯と対照を生命とするところのいわば写実的浪漫主義の極地」(池田健太郎、1967)ということである。
とりわけて、『スペードの女王』、『ベールキン物語;「吹雪」「葬儀屋」』にそういった要素が強く感じられた。
入力ミス
2004/06/21
ちょっとした入力ミスで一方的にキャンセル扱いにされてしまったがため、EOS Kiss Dは購入を見送る方に気持ちが流れている。
オンラインショッピングにおけるカードの認証(オーソライズ)は、番号は勿論、名義、有効期限の一つも間違っていては通らないので気をつけよう。この認証は、注文受注メールを出す前にオンラインで一瞬で通すところもあれば、とりあえず受注メールを出してから、その後で認証を通す場合もある。
ただし人間であるから入力ミスというのは必ず起こってしまうものである。そこで普通は一応連絡先に確認を取るものだが、お殿様がやる商売というのは一方的にキャンセルをして、その連絡をメールでビっと流してハイおしまいである。
ものすごく印象が悪いものである。
私的行動録2
2004/06/20
案の定、18日の演奏会
では寝た。最初の20分くらいはとても良く集中していたのだが、睡眠不足には逆らえない。ギターを演奏した村治佳織がそれほど素晴らしかったということにしておこう。
三部めのボレロは聞かずに近くの知り合いがやっているお店に顔を出したが、マッサージに行っていなかった。
地元に帰って、飯を食べてビリヤードをして麻雀をして帰って仕事をして、ドストエフスキーの『永遠の良人』を読んで昼に寝た。
夕方起きてメールをチェックすると、yodobashi.comから広告のメールが来ていて、ざっと見るとデジカメの安売り情報があった。リンクを開いてみると、EOS Kiss D レンズセットは売り切れだった。
ブラックモデルは幾らくらいするのかなあ、と思ってみてみると同価の103000円だったので、友人G君に電話して相談してから、勢いで購入した。
キャノンはプリンターを買ってから、FAXを買って、そしてデジカメとなんだか我が家で勢いに乗っている。というか、ノートパソコンも買ったりして一番勢いに乗ってるのは俺であることは明白であるが、当分昼飯は質素にしよう。もとい、頑張って仕事をやって稼ごう。
そのまま一回り年上の友達と飯を食いに行った。
フグといえば冬の食べ物だが、こないだ浅草キッドの小さい人が書いているホームページ
で値段の割に美味いと書かれていたのを読んでどうしても食べたくなったのでフグをその店で食べる。
その方が書いていたとおり、チェーン店なのだが、安くて美味い。驚いたのは、コースといえば普通一人一人が頼むものだと思っていたが、そのお店は一つだけでもOKなのである。ちょうど、二人で1コースに+αが良い按配である。
で、皮のポン酢、フグ刺し、唐揚げ、焼きフグ、てっちり、雑炊を食べて満喫した。最後のアイスも美味い。そもそも自分が養殖された人間だから、養殖にたいする偏見ゼロの俺が言うのも何だとは思うが、夏にフグを食うというのは馬鹿だが、養殖だからあんまり関係ねえ。
それから特筆すべきは店員の態度。抜群に良くて、本当に満足した。
そのお店は、「玄品」
という。大変素晴らしい企業だと思う。
俺自身、素晴らしいと心底誉める企業は4つか5つくらいあるが、いつか電話をして誉めてやりたいと思う。ちゃんと取材して、その記事なんかをホームページにのせるのも面白いかもしれない。
よく日経なんかがやる提灯記事ではなくて、俺が本当によいと思うところだけを取材して知って貰うのである。
とりあえず、元住吉にもお店があるようだから、そこに住んでいる友達には行ってみれとこの場で行っておこうと思う。
さて、飯の後は一軒だけバーに行って軽く飲んで、格闘技や映画や仕事の話をして盛り上がって帰った。
私的行動録
2004/06/18
まあそういったわけで、みな選挙に行きつつ、未来に残す環境についてはほどほどに考えなければ駄目だろう。と簡単に纏めてみた。
今朝は起きて30分後に打ち合わせるという、個人的に離れ業をやってみた。準備は万端だし頭も起きていたのだが・・・目が開かない。猛烈にシパシパしやがる。なんだこりゃ。お陰で、たしかに睡眠不足だが疲れてはいないのに猛烈に疲れてますねと思われた。
昨日は外国に旅行行っていた後輩と、みなで飲んだ。5カ国ほどの写真を見て、うち二つは行ったことがあるが、どこも行ったことがないとして、エジプトが一番関心があった。
その飲んだチェーンの鳥料理店は平日、800円で食い放題。串焼き6種類+唐揚げ。いまどきデフレ的な戦略としたらどうかなあ。飲み物や再度メニューも頼んであげようと、飲み食いしたが、結局2000円そこらだった。
火曜水曜は、一通り仕事をして、ドストエフスキーの『賭博者』を読み終えた。これが自分が破滅寸前まで賭博に浸って書かれたというのが、面白い。最近ようやく科学がこの領域で発見をした、と先月か、書いたことを思い出す。
そういえば『華氏 911』はいつ公開なのだろう。映画こそ独立したメディアとして云々と以前書いた
ので、いや俺ってなかなかの慧眼とかうぬぼれかけたが、マイケル・ムーアこそが自惚れて良いただ一人の作者であることは言うまでもない。
「関係があるから関係がある」。てめえは小学生か。ブッシュは笑わせてくれる。
月曜日は、ビリヤードの試合で優勝。他店から大挙してやってきた試合だったので看板は俺が守った。と嬉しくなったりした。
今日は、19時からコンサートである。
寝るだろうな。
憂国
2004/06/17
トヨタは凄まじい利益を出している。かつて、創業者だったか、トヨタの社会貢献はと聞かれて、「沢山儲けて税金を納めることだ」といった。思慮深い言葉だとは思うが、さすがに政治が腐りきっている現状では当時ほどに良い言葉ではない。
その利益、あるいは税金をそこに加えてでも、燃料研究を進めて欲しいと個人的には思う。
中国のバブルがいつまで続くかは知らないが、少なくとも自動車は爆発的に増えるだろうし、トヨタもそれを狙っている。しかし、そんな莫大な数の自動車が増えたら、地球環境は冗談ではすまないほど深刻な影響を被る。
本当に、俺はこのホームページを、たまたまでもいい、見ている人に真剣に聞いてみたくなる。俺は環境というイデオロギーの狂信者ではない、むしろ楽観的なほうだが、それでも30年後を考えるとこれはもうとんでもない状況になっていると思うのだが、どうだろう。
というか、そもそも化石燃料自体があと何十年持つかも怪しい。太陽電池とか、水素エネルギーとか、そういう燃料の研究をもっともっと進めなければ不安でやり切れない。
もしかすると、そのような研究は随分と進んでいるかもしれない。いやHybrid Carなどという話ではない。もっと高度な技術が出来ているのではないか。ただし現段階で発表するのは、それこそOPECなどに圧力をかけられるために、完璧に世界のエネルギーを制圧できる段階まで秘密なのかもしれない。
そういった想像で気持ちを紛らわすことしかできないのであるが、とにかくトヨタや景気の悪くない大企業には、中国のバブルがいつはじけるのかしらんとビクビクして皮算用するよりも、この研究の大推進を求める。
さて国内においては、年金である。出生率が大幅に低下して、制度を支える予測自体が無意味になった。いや俺たちの世代が老人になって受け取れないのは良い。今の無責任な上の世代を死ぬほど恨みながら朽ちていけば良いだけだが、ひょっとしたら下の世代はもう何の気力も起きないほどに税金で縛られてしまうかもしれない。その悲惨さを想像するとこれはもう可哀想だと思う以上に、自分まで気持ちが暗くなる。
30年後を考えるとこれはもうとんでもない状況になっていると思うのだが、どうだろう。俺たちのバブルを知らない世代はもっと真剣に物事を考えた方が良い。いまもう子供が居る奴はそれ以上にもっと真剣に考えた方が良い。
俺なら生まれてくる前に精子の段階で自殺しているかもしれない。
雑感
2004/06/16
ものわすれ:Fの筆記体を忘れてしまった。
気味が悪い:イスラエルの壁。テロの恐怖、危険性は分かるが、壁を作ることでそれは回避できるものなのだろうか。むしろ、相互理解を拒む姿勢は、相手に対する虚像を作り上げ、怒りや恐怖をやたらに煽るから余計に問題を大きくしそうな気がする。
共感:イラクで無くなった橋田さんの日記
。イラクにおける水の話と、無知蒙昧な学生に対する不安。
無知蒙昧であること自体は、小生もそうであってみれば非難できないが、対象に対して、「分からない、知らない、だからどうでも良い」という態度が危険である。
日々の生活で、当然、分からない対象について精査に調べる暇は無いが、できるだけ、その対象に対してどう考えるか。ということを考えることを止めてはいけない。
映画 「talk to her」
2004/06/15
最近時間が取れずに以前ほどは見ていないが、映画を見ると言うことは、およそ、それに費やす時間以上の貴重なものが得られる。だから時間が取れないことを理由に見ることを辞めてはいけないと思う。
映画『talk to her』をDVDにて見る。監督はペドロ・アルモドヴァル。「オールアバウトマイマザー」などを作った。出演者はダリオ・グランディネッティ 、ロサリオ・フローレス、と敢えて男性二人の役者を書かせて貰う。理由は本文中で書く。
久しぶりに、映画を見て泣きそうになった。のど仏のぎりぎりまで、あの、酸っぱいような気持ちがせり上がったが、俺は泣かない人間だからぎりぎり助かった。いやもしか、もう少し感動の場面があったのなら、たぶん泣いていただろう。脚本、演技、音楽、描写ともに申し分なし。
結論から言うと、この映画は、女よりも男がみるべき映画である。
トレイラー(映画予告)は、いかにも女性向きに作っているが、はっきりいって配給会社のミスリーディング以外の何者でもない。
女性といえば、知り合いの知り合いの女性がこの映画を見て、気持ち悪いと言った。もちろん、そういった風にも受け取ることは出来るが、俺はそんな奴とは永劫に友達には慣れないと思った。
そういった要素があるとはいえ、この映画を見てそんなことしか感じられないとしたら、これは同情の余地もないほどに貧相な感性しか持っていないと言うことである。
たとえば、ある一つの現象があって、たしかにその現象だけを受け取れば生理的な嫌悪、あるいは社会正義に反するという非難が生まれたとしても、それはあくまで現象をどこまでも薄っぺらくしか捉えておらず、そのプロセスを無視してしまっていることに他ならない。
プロセスに感動はある。プロセスが人生そのものである。
俺はそのように思う。また、この映画ではそんな現象は取るに足らぬほど圧倒的な人間性が描かれているのである。
個人的に激しい好き嫌いが生まれそうな映画だが、ぜひ一度見て欲しい。
はっきり言って、男はこれを絶対に観ろと言いたい。下らん女の恋愛与太話や、男の自慢話、アホみたいなドラマや小説を見るその何百倍も恋や愛や人生について感じられるところがある。
ただしまあ、僅差で『ストレイトストーリー』の感動は超えなかったことを一応書いておく。なぜかと言えば、ストレイトストーリーのような誰も死なず誰も性交しない脚本は普通、出来ないものであるからである。
それから、この間抜けなDVDジャケットも内容に不釣り合いだからなんとかしてあげたい、どうでも良いがそう思った。
評価:★★★★★
映画 「EYES WIDE SHUT」
2004/06/14
映画『EYES WIDE SHUT』をDVDにて観る。
この映画は、以前遊びに行った友人宅でその友人が「こんな糞映画貰っておくれよ」と悔恨を強くにじませ歯をキリキリと言わせながら小生に差し出したタイトルである。
それほどまでに人を悔しがらせる映画とは逆に興味が湧く。
この映画の矛盾したタイトルは、原作の邦題が「夢奇譚」であることを知るとなんとなくニュアンスが掴める。要は夢のような現実のお話、という架空の物語である。
さて小生は正直そんなにつまらない映画だとは思わなかった。いやむしろ、二度観てしまう映画であるかと思った。それは、ただ単にニコール・キッドマンをはじめとした沢山のおっぱいが出て、必要以上に頭から血が下がって股間に集結するからでは、決して、無い。
根底には馬鹿馬鹿しいなあと思う気持ちが少なからずあって、それはおそらくハンサムで高給取りで好奇心旺盛な役をトム・クルーズがこってり演じていることが原因である。ただ、ストーリーは観る前に思っていたほどハチャメチャな代物ではない。
ちょっと頭の弱い友達が、見た夢の話をしているような、そんな映画である。馬鹿馬鹿しいなと思いながらニヤニヤしてそれを聞いた(観た)というところである。
だから正直、これを貸してくれた友人が何を持ってそれほどまでに憤りを露わにするのか不思議であるが、リアリストの性格の人が見ると、馬鹿馬鹿しくって観てられないと思うのだろうか。あるいはもしかしたらカルシウムが足りないのかもしれない。小魚を食べることを勧めたい。
余談であるが、小生はこの物語を観てなんとなく村上龍の小説を思い出した。
あと「ファミリーアフェア」という村上春樹の小説でおれがただ一つ好きな短編に出てくる、居間でエロ雑誌を見ておっぱいを眺める主人公の気持ちになれるなあと思った。
評価:★★★★☆
映画 「ラストサムライ」
2004/06/12
映画『ラストサムライ』をDVDにて観る。主演はトム・クルーズ、渡辺謙。監督はエドワード・ズウィック、脚本はジョン・ローガン。
渡辺謙の武将役がかっこいいなあ、という感想である。
それから、よく日英語が乱れ交わされるので雰囲気が醸し出されていないと言われるが、その通りである。これは言葉というよりも脚本そのものの問題であるような気がする。
あとは馬。馬がメキメキ倒されたりするのだが、これはどうやって撮影しているのだろうと不思議に思った。本当の馬が倒れてたりすると上に乗っている人は大変そうである。あと馬も、砲弾の火薬の音にびっくりしてストレスが溜まるんじゃないか。
これら以外には特に何とも思わなかった。
評価:★★☆☆☆
個人発明の問題
2004/06/11
企業における特許などの個人発明の問題にもそろそろ分かりやすい基準、あるいは「数値」を設けなければならない。いつまでも裁判でごたごたしているようでは企業にとって読むことのできない財務の突発的瑕疵となるし、裁判での無駄な労力も生じる。
さらに、能力のある個人が、発明が必ず個人のものとされるアメリカへ流出してしまう。このままの状態では先は明るいと言えない。
強い大人
2004/06/10
食い物が良くなって、ガキの発育が良くなったのに、大人はデスクワークなどで貧弱になる。ガキは学校を通してツルめるのに、大人は地域社会から疎遠になって孤立している。
そんな状況じゃガキがでかい顔をして街を歩くのも当たり前だ。
俺は強い大人になりてえ。精神的、肉体的にも。少なくとも、俺がガキの頃、大人に対して持っていた畏怖心を与えられるくらいの大人に。
直感的教訓
2004/06/09
想像力---人を傷つけたときの肉体的/精神的痛み。相手の、自分の、周りの人の。
コミュニケーション---悩んだときに、気持ちを楽にしてくれる話し相手。相手と向かい合って話すときの緊張感・方法。
存在理由---自分が存在するということは、人生とは何か。
こういうものを与えてあげられる教育が必要だという気がする。もう、お金と暴力に支配される古い時代の教育は要らない。
>最近、人生というモノが分かりかけてきた気がする。
>一つずつ、いろんな経験をして、積み木やプラモデルの
>ように組み立てていくことなんだ。俺が俺の人生を
>作っている、そういう気持ちになることだ。
>勝ち組とかなんとか流行の言葉を聞くと、所詮人に
>与えられた価値で自分の人生を図る薄っぺらさに
>嘲笑を禁じ得ない。
>積み木や何とかって、言葉にすると陳腐だが。いや、
>むしろもっと言葉で正確に表すことが出来るのだが、
>あえてしない。
>その理由は・・・
>地元の駅前に何年も焼き鳥を焼き続けているオヤジが居る。
>1本100円の焼き鳥を毎日ずっと焼いて売っている。
>オヤジはいつも笑顔で、いつもタレまみれだ。
>そんなオヤジと言葉で分かり合えるとは思わない。
>でも俺は焼鳥のオヤジを尊敬している。
>そんな彼が見てきたモノ・築いてきたモノが知りたい。
涙
2004/06/08
俺は滅多に泣かない。二人のじいさんが死んだときも泣かなかった。泣いて自分の気持ちを薄めたくないからだ。
最後に泣いたのはたぶん、三年前だと思う。俺のミスで女に振られて、悲しくて悔しくて泣いた。
それで今日、御手洗 恭二さんの文章を読んで、泣いた。
最後まで読めなかった。
Yahooカレンダー
2004/06/07
Yahoo!カレンダーってリマインダーとしてかなり使える。例えばオークションなんかもそうだが、もっと良いのは、友達などの誕生日を気が向いたときにさっと入力しておく。当日、自分にメール(PC,携帯)で知らせるようにすれば、忘れずにメッセージを送れる。
誕生日なんかに一言でもメールが来るってのは意外と嬉しいものである。
**********
いまの仕事の状況ってかなり忙しい。
**********
GOOGLEからAdsenceアカウント削除された。個人的には、ケチいなあと思う反面、クライアントになったときにはかなり信用のおける素晴らしいサービスだと思う。
Panasonic Let's note Y2
2004/06/03
Panasonic Let's note Y2を本日購入した。R2と迷ったが、画面の大きさ、タイピングのし易さ、光学メディアの取り扱いという3点がやはりY2だな、と思わせた。
そして同行してくれたG氏が実際にはじめて二つのモデルを見て述べた「いやこれはY2だよ。」の一言が小生の秘孔を突いた。
256Mのメモリをあわせて買って、現金での支払いは269,065円。ポイントが付く量販店で、それは34,073円分。差し引きすると、234,992円。メモリ同時購入で3000円割引があったので、多少、お得ではある。まあ金額自体は、トップモデルなので、これくらいするだろう。
もちろん、性能的にはハイエンドでは無い。ただし、「CPUが1.3Gなんだよな〜 性能がな〜」などと店頭で抜かしていた無知蒙昧な輩が居たが、それはバッテリー駆動時間を重視した結果である。小生はそのようなトンマな事は言わない。
そして実際買ってみて、衝撃の事実が明らかに。
セットアップと幾つかのソフトウェアインストールを終えて、DVDでも見てみようか。そのとき、サッカー日英戦を見終わって興奮が一段落し、椅子に座っていたG氏が、DVD+Rが読めるかどうか、試してみれば良いじゃん。と言う。
まあそれもそうだな。とDVD+Rを入れてみたら。
普通に読めた。
お前、ナイス。サントス-小野のコンビくらいナイス。小生は心の中でG氏を最大限に誉めてやった。俺が女なら抱かれても良いくらいだ。とも思った。20年も付き合いがあるとこのように奥ゆかしく誉めることになる。
もとい。DVD+Rが読めれば絶対にYだな。と決めていた小生(Panasonicからの回答では非対応)に、これは意外な幸運であった。頭の中で、M.C.A.Tが歌い踊った瞬間である。
それ以上は言うまい。俺も大人だ。
価値感
2004/06/03
株取引や投機などで稼いだお金と、アイデアや仕事を実現し稼いだお金。どちらを持っている人間を評価するかといえば、後者である。
後者のような人は、お金以上のモノを持っている。他人からの信頼や、人間関係、ガッツ等々。
前者のような人は、お金を自身の価値と等価に置き換えてモノを言う人間が、少なくない。
これが俺の価値観であるが、最近そういうことを改めて実感させるようなことがあったので書いてみた次第。
寒天のような自我
2004/06/02
自我、自己存在の確認は他者に認められることによって形成される。
そこでこれが危機に曝されたとき、その執着・衝動は他者への遠慮のない攻撃となって形成の最後の可能性を試みる。
存在が確立されていない人間の、存在に対する、執着・衝動・恐怖は苛烈なものである。
征服し得ない力
2004/06/01
カレライカレラというスペインのブランドのことを調べているところ、ダイアモンドについてのサイトを見つけて、とても面白く読んだ。
購入者の側に立ったダイヤモンド入門

この中で、ダイアモンド流通のシステムを作ったアーネスト・オッペンハイマーという人物が少し紹介されているのだが、その部分
が一番興味深かった。
金融工学にしろ、流通機構にしろ、はては国家体制・思想にしろ、こういったシステムを作る人間というのは本当にスゴイ人物だなあと思う。
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