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面白い人

2007/11/26

こないだ結婚した友達に、ご祝儀をあげた。本当に、お返しとかはいらないからと念を押しておいたのに、ギフトカタログを送ってきやがった。

まあ俺も大人だから、黙って受け取ったわけだが、それを昨日ぱらぱらと見ていたら、今をときめく船場吉兆の商品が出ていて笑った。

伝統うんぬんというお店の説明がさらにむなしい笑いを助長する。しかも、商品もお茶漬けとかで、いかにもって感じがする。


俺が根っからのおもしろ人間だったら、迷わずそれを注文しただろう。だが本当に残念なことに俺はそこまで面白さを追求できない。普通にハムセットとかに心を惹かれてしまう。

たまに、お茶漬けを即決で頼めるような類の、真に面白い人がいたりして、ちょっと憧れることもあるんだが・・・

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サブプライムローン

2007/11/20

やばいやばいと言われていたサブプライムローンだが、俺からみると、やっと今頃かという気がしてならない。少なくとも、2ヶ月くらいのタイムラグを感じる。

それは別に俺が金融情勢に通じているからと言うわけではなく、けっこう前からニュースで報じられていたのだが、そのタイムラグは、結局、なんとか危機を乗り越えようと、当事者が東奔西走していたように思える。

というか、画策していたといったほうが正しいか。

それにしても、サブプライムローンが金融工学というものなのかしらないが、俺からすると、ただ単にくそみそ一緒にしただけの、非常に性質の悪いものにしか思えないのだが、金融の知識があると、逆に、画期的で魅力的な代物なのだろうか。

だとしたら、痛切な皮肉だなとおもう。

ところで、欧米の企業はこれで辞任した人が何人もいるが、日本ではいるのだろうか。

別に辞任を求めているわけではない。そんなことはどうでも良い。むしろ、逆に、辞めた人が巨額のサラリーや退職金を手にしているということに、強烈な違和感を覚える。

所詮経済はゼロサムゲームかもしれないし、資本主義は余剰の搾取かもしれないが、あけすけに有能が無能をたぶらかす構図を見せつけられているような気がするからだ。

有能無能、どちらの立場にしても、いやだなあ。

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モーニングカット

2007/11/15

人間の足はかかとより甲が高い。

これは常識だ。したがって、ズボンも、それに合わせた形でなければならない。それが一番、足が綺麗に、長く見える。

その形、つまり、すそ上げ時の裁断の仕方をモーニングカットと言ったりする。

俺は2年前までこれを知らなかった。だから、いつも、ズボンに対していたく不満だった。前だけデロリンとするじゃん、と。

ということで、日ごろ温厚篤実で成増までフェイマスな俺ですが、頭にきたので、持っているスラックス的なもののほとんどを補正しなおそうと考えた。


ごく近所に、洋裁店がある。風が吹けばとぶような造作の洋裁店である。模造紙に、朱の墨筆で、補正します ○○洋裁店と書かれてある。

そこに頼んでみた。

実は、商店街の中に、別の洋裁店がある。これはチェーン店で店の作りも明るい。靴や傘の修理なんかもしている。


だが、そんな雰囲気にかどわかされる俺ではない。

あきらかに墨筆の洋裁店のほうが年季が入っていそうだ。職人のオーラ(それも戦前)がビンビンに放たれている。だから、そこに挑戦してみた。


中にはオーラの源である、職人がいた。だいぶん老け込んでいる。使う物差しも竹製だ。

だが俺がモーニングカットで、というと、はい承知的なニュアンスの返答が間髪いれずに返ってきた。これは期待できる。

とりあえずお試し的に一本だけ預けて返ってきた。

できあがりが楽しみである。


ちなみに、知り合いから聞いた話だが、昨今はデフレの波に押されて洋裁職人の立場が厳しく、イージーオーダーの店で就労できている人はまだましで、デパートの裾上げだけにかり出されたりしていることもあるそうだ。

俺がモーニングカットを知らなかったのもその辺に原因があるかと思うと、着物にはやり廃りはつきものだけれど、美しいものの先細りを目の当たりにするようで納得がいかなかったりする。


っていうか、他の人はモーニングカットは当たり前にやっている。それだけの話かもしれないが。

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